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2016/11/11
著:ウイルスバスター チャンネル編集部

安心してiPhoneを使うためのウイルスバスター モバイル活用術

iPhoneユーザも油断できない
スマホを狙った不正サイト

一般的にiPhoneは、Android搭載のスマホに比べて安全だと言われています。オープンソースで自由にアプリを作成・公開できるAndroidには、個人情報の抜き取りやマルウェアへの感染などが懸念されるアプリも少なくなく、セキュリティ面では課題が残ります。これに対して、iPhoneやiPad、iPod touchに搭載されているiOS用のアプリは、アップルによる審査基準が厳しく、公式のApp Storeから入手したアプリが、ユーザの許可なしで個人情報を取得するといった不正を働くことは、ほぼありません。

ただし、いくらアプリが安全でも、iPhoneやiPadでインターネットを利用する以上は、決して油断することはできません。例えば、実在するショッピングサイトや銀行のWebサイトにそっくりのサイトに誘導してパスワードなどの個人情報を盗もうとするサイトや、ブランド品を激安で販売するように見せかけて金銭を窃取するサイト、偽ブランド品をあたかも本物のように偽って販売するサイト、あるいは動画を再生すると高額な会費や利用料金を不当に請求するサイトなど、悪意のある「詐欺サイト」や「偽サイト」などの不正サイトは多く存在するのです。

「こんなサイトにはアクセスしないから大丈夫」と自信を持っていても、「パスワード再設定のお願い」といったもっともらしい表題のメールが届いた場合、うっかり誘導されてしまう可能性もあります。こうした不正サイトは、ウイルスを仕掛けて端末を乗っ取るのではなく、アクセスしてきたユーザを騙して情報を入力させたり、金銭を支払わせたりすることを目的としているので、OSなど端末の環境に関係なく、誰でも被害に遭う可能性があるのです。

さらに、最近の不正サイトは非常に巧妙に作られているものもあり、インターネットやiPhoneを熟知したベテランユーザでさえも見抜くことは困難です。そこで利用したいのがセキュリティ対策アプリです。トレンドマイクロの「ウイルスバスター モバイル」は、iPhone、iPad、iPod touchといったiOS端末のセキュリティを強化しており、もしも不審なサイトへのリンクを開こうとした場合に、それを監視してブロックしてくれる機能を備えています。今回はiOS版のウイルスバスター モバイルを使って不正サイトへのアクセスを防ぐ方法を紹介しましょう。

不正サイトをブロックする
「専用ブラウザ」の使い方

ウイルスバスター モバイルを使って、訪問したいサイトが不正サイトであるかどうかをチェックするには、同アプリに内蔵された専用ブラウザを用いる方法とSafari上でチェックする方法、iOSの「ウィジェット」からチェックする方法の3通りから選べます。

まず、アプリ内蔵された専用ブラウザを使った方法から説明します。専用ブラウザを起動するには、ウイルスバスター モバイルを起動すると表示されるトップ画面の上部にある「ブラウザを開く」(見当たらない場合は「SNSの設定をチェック」を左にスワイプすると表示されます)をタップします。ブラウザが起動したら、上部のアドレスバーで検索キーワードを入力するか、お目当てのページのURLを入力して右下端の「開く」または「Go」ボタンをタップすると、検索結果ページもしくは目的のページが開きます。最下段には、ページの「戻る/進む」、ブックマーク、共有、タブなどのボタンが並びます。

「ブラウザを開く」をタップすると内蔵Webブラウザが開く。

「ブラウザを開く」をタップすると内蔵Webブラウザが開く。

専用ブラウザの下部には進む/戻る、ブックマーク、共有、タブといったボタンが用意される。

専用ブラウザの下部には進む/戻る、ブックマーク、共有、タブといったボタンが用意される。

また、専用ブラウザには、アクセスしようとするWebページが安全なサイトか危険なサイトかを判断し、ユーザに知らせてくれる機能が搭載されています。危険であることが疑わしいサイトを開こうとすると「このWebサイトは、安全ではない可能性があります。」というメッセージが表示されるとともに、アクセスをブロックします。そのページの安全性が確実な場合は、画面下部の青い文字をクリックすることでアクセスできますし、トレンドマイクロに判定内容の変更をリクエストすることも可能です。

安全ではない可能性のあるWebサイトを開こうとすると、画面がブロックされる。

安全ではない可能性のあるWebサイトを開こうとすると、画面がブロックされる。

不正サイトであるかどうかの判断基準は3段階で調整できます。保護レベルの設定は、ウイルスバスター モバイルを起動すると開くトップ画面の下方にある「設定」を開き、「ブラウザ」項目にある「保護レベル」をタップすると高・中・低から選べます。設定の目安は以下の通りです。

高:安全性が高いと評価されているWebサイト以外はすべてブロックしたいとき(端末を別の人が使うときなど)

中:不正プログラムやオンライン詐欺などの脅威からデバイスを保護して、詐欺安全性と利便性のバランスを両立させたいとき(推奨設定)

小:は最低限のWebサイトだけをブロックして利便性を優先したいとき

ユーザの知識や年齢、使い方などに応じて保護レベルを高・中・低の3段階に調整しましょう。なお、「Web脅威対策の有効化」をオフにしてしまうと、保護機能が働かず詐欺サイトにもアクセスできてしまうので、必ずオンにしておきましょう。

Web脅威対策の保護レベルを変更するには、トップ画面の最下部にある「設定」をタップし、「保護レベル」をタップする。

Web脅威対策の保護レベルを変更するには、トップ画面の最下部にある「設定」をタップし、「保護レベル」をタップする。

高・中・低から保護レベルを選択できる。

高・中・低から保護レベルを選択できる。

さらに、ブラウザでページを開いたときにアドレスバーの左に表れる緑色のチェックマークをタップすると開くポップアップメニューからは、子どもが閲覧するWebサイトを保護者が内容ごとに制限することが可能です。「保護者による使用制限」をオンにしたのち「保護レベル」をタップすると、高・中・低の3段階に加え「カスタム」を選択することが可能です。ここでは、アダルト/成人向け、チャットや出会いといったコミュニケーションメディアなど、制限したいカテゴリーを細かく制限できます。

子どもが閲覧するWebサイトを保護者が制限するには、アドレスバーの左端に表示される緑色のチェックマークをタップし、「保護者による使用制限」をオンにする。

子どもが閲覧するWebサイトを保護者が制限するには、アドレスバーの左端に表示される緑色のチェックマークをタップし、「保護者による使用制限」をオンにする。

保護レベルは、高・中・低のほかに、Webサイトの内容ごとに細かくオン/オフを設定できる「カスタム」も選択できる。

保護レベルは、高・中・低のほかに、Webサイトの内容ごとに細かくオン/オフを設定できる「カスタム」も選択できる。

「保護者による使用制限」機能は、子どもが設定を変更できないようにパスワードで保護することが可能。

「保護者による使用制限」機能は、子どもが設定を変更できないようにパスワードで保護することが可能。

Safariを使って不正サイトをチェックする方法

一方、「やっぱりSafariを使いたい」という人もご安心ください。内蔵ブラウザのような自動検出ではありませんが、Safariの「共有」ボタンを使って開いているWebページの安全性をチェックすることができます。

この機能を利用するには、あらかじめ次に紹介する手順で準備します。Safariを起動したら、下のツールバー中央にある「共有」ボタンをタップして共有ポップアップを開きます。次に下段「リーディングリストに追加」や「お気に入りに追加」などのボタンが並んでいる部分)を左方向にスワイプして、右端にある「その他」をタップします。「アクティビティ」画面が開いたら、リストから「Webサイトをスキャン」をオンにしましょう。その際、右端の「≡」をドラッグして最上部に移動しておくことをお勧めします。これで準備完了です。

Safariの画面下部にあるツールバーの「共有」ボタンをタップする。

Safariの画面下部にあるツールバーの「共有」ボタンをタップする。

共有が開いたら、一番右にある「その他」をタップする。

共有が開いたら、一番右にある「その他」をタップする。

「Webサイトをスキャン」をオンにする。

「Webサイトをスキャン」をオンにする。

「≡」をドラッグして「Webサイトをスキャン」を上部に移動する。

「≡」をドラッグして「Webサイトをスキャン」を上部に移動する。

あとはSafariでWebサイトを開いたら、下の共有ボタンをタップしたのち、「Webサイトをスキャン」をタップするとスキャンが始まり、そのサイトの安全性が表示されます。ショッピングサイトで商品を購入するときなど、念のためにそのページが不正サイトでないかどうかチェックすると安心です。

開いているWebサイトをスキャンするには、「共有」ボタンをタップして「Webサイトをスキャン」をタップする。

開いているWebサイトをスキャンするには、「共有」ボタンをタップして「Webサイトをスキャン」をタップする。

開いているWebページのスキャンが開始される。

開いているWebページのスキャンが開始される。

Webページが安全な場合はこのような画面が表示される。

Webページが安全な場合はこのような画面が表示される。

Webページが安全でない場合はすぐにページを閉じるように注意を促してくれる。

Webページが安全でない場合はすぐにページを閉じるように注意を促してくれる。

ウィジェットを使って不正サイトを回避する方法

ウイルスバスター モバイルでは、iOSの「ウィジェット」から、これから開こうとするサイトが安全なのか不正なのかをチェックすることもできます。

同ウィジェットを使うには、以下のような準備が必要です。まずは、ホーム画面を右にスワイプ(あるいは画面最上部から下にスワイプすると開く通知センター画面を、さらに右にスワイプ)すると並ぶ画面の、各種ウィジェットの最下段にある「編集」をタップしたら、「ウィジェットを追加」リストにある「Web脅威対策」の「+」ボタンをタップします。すると、同項目が上方に追加されるので右端の「≡」の部分を上にドラッグして使いやすい場所(1番上など)に移動します。準備は以上で完了です。

「通知センター」画面の左にあるウィジェット画面を開き、最下部にある「編集」をタップしたのち、「Web脅威対策」の「+」ボタンをタップする。

「通知センター」画面の左にあるウィジェット画面を開き、最下部にある「編集」をタップしたのち、「Web脅威対策」の「+」ボタンをタップする。

右端の「≡」をドラッグして使いやすい場所(ここでは最上部)に移動する。

右端の「≡」をドラッグして使いやすい場所(ここでは最上部)に移動する。

あとは、URLを長押しし、ポップアップ画面から「コピー」を選択するとクリップボードにURLがコピーされます。そのまま画面最上部から下方にスワイプすると開く通知センター画面をさらに右にスワイプすると、先ほど追加した「Web脅威対策」ウィジェットが表示され、クリップボード内のURLの信頼性が自動的にスキャンされ、「安全なWebページ」か「安全でない可能性があるWebページ」なのかがひと目でわかります。これは、Webページにアクセスする前に安全性を確認できるため大変便利です。

なお、このウィジェットによる対策は、ほかのWebブラウザやメール、メモ、SNSアプリなどのURLに対応していますので、むやみにリンクをクリックすることはせず、「長押し→コピー→ウィジェットで確認」というクセを付けるといいでしょう。

URLを長押しし、表れるシートで「コピー」をタップしてURLをクリップボードにコピーする。

URLを長押しし、表れるシートで「コピー」をタップしてURLをクリップボードにコピーする。

ウィジェット画面を開くと、クリップボード内のURLの安全性が自動的にスキャンされる。

ウィジェット画面を開くと、クリップボード内のURLの安全性が自動的にスキャンされる。

安全なWebサイトであるとみなされた場合、このような画面が表示される。

安全なWebサイトであるとみなされた場合、このような画面が表示される。

不正サイトである可能性がある場合、このような警告が表示される。

不正サイトである可能性がある場合、このような警告が表示される。

SNSでのプライバシーの安全性もチェックできる

インターネットを使う上で気をつけなければならないのは、詐欺サイトだけではありません。最近はSNSからプライバシーが漏えいして犯罪に巻き込まれたり、人間関係が悪化したりするトラブルが絶えません。SNSのプライバシー設定画面は分かりづらい項目が多く、自分ではちゃんと設定しているつもりでも、実は保護されていなかったという話もよく聞くので、油断は禁物です。

ウイルスバスター モバイルを使えば、「Facebook」や「Twitter」のさまざまなプライバシー設定をチェックできるうえ、注意すべき項目がある場合は、トレンドマイクロが推奨する公開範囲にワンタッチで変更することができます。使い方は、トップ画面の上部にある「SNSの設定をチェック」(見当たらない場合は「ブラウザを開く」を右にスワイプすると表示されます)をクリックし、「Facebook」または「Twitter」にログインすると、それぞれの注意すべきプライバシー設定がリストアップされます。注意すべき設定が見つかった場合は、それぞれの項目をタップしてトレンドマイクロ推奨の選択肢を選んだのち、「すべてを変更」をタップすると一括して変更できます。

トップ画面の上部にある「SNSの設定をチェック」をタップする。

トップ画面の上部にある「SNSの設定をチェック」をタップする。

「Facebook」や「Twitter」にログインする。

「Facebook」や「Twitter」にログインする。

「Facebook」と「Twitter」、それぞれの注意すべき設定がリストアップされる。

「Facebook」と「Twitter」、それぞれの注意すべき設定がリストアップされる。

「変更」(複数項目の場合は「すべて変更」)ボタンをタップすると、「Facebook」と「Twitter」のプライバシー設定をその場で変更できる。

「変更」(複数項目の場合は「すべて変更」)ボタンをタップすると、「Facebook」と「Twitter」のプライバシー設定をその場で変更できる。

ウイルスバスター モバイルにはほかにも、「Webサイトの情報収集」を防いでプライバシーを保護する機能が搭載されています。内蔵Webブラウザ上部のアドレスバーの左側に表示される赤い丸の中が、そのWebページが情報を収集しようとしている数です。数字をタップすると、ブロックした詳細を確認できます。

アドレスバーの左側に表示される赤い丸の中の数字は、そのWebページが情報を収集しようした数を示す。タップするとその詳細を確認できる。

アドレスバーの左側に表示される赤い丸の中の数字は、そのWebページが情報を収集しようした数を示す。タップするとその詳細を確認できる。

膨大なデータベースの情報を元に
不正サイトをブロック

なお、ウイルスバスター モバイルの「Web脅威対策」機能は、世界中から集まった不正サイトなどの情報を集めた「Trend Micro Smart Protection Network(SPN)」と呼ばれるクラウドシステムのテクノロジーに支えられています。このトレンドマイクロ独自のテクノロジーでは、常に膨大な量のデータが解析されていて、ウイルスバスター モバイルは、ここに登録された最新の不正サイト情報を参照してiPhone上のURLをチェックする仕組みです。クラウド上で処理するため、iPhoneの負荷やデータ通信量、バッテリー消費などを気にすることなく快適に利用できるようになっています。

ウイルスバスター モバイルを利用して、安心してiPhoneでインターネットを楽しんでください。

・2016年11月11日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
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