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2016/05/31
著 : フリーライター 早川厚志

不要になったMacのアプリをゴミ箱に入れて削除していませんか?

Mac App Storeにおいて、非常に高い評価と人気を博しているメモリ解放&不要ファイル削除ツール「ライトクリーナー」がメジャーアップデートし、アプリをアンインストールしたときに残る不要な関連ファイルを簡単に削除する機能が新搭載されました。

使わなくなったアプリをMacからアンインストール(削除)するには、Mac App Storeから入手したアプリの場合、OS Xの「Launchpad」に並ぶアイコンを長押しするか、あるいは「option」キーを押し続けるとアイコンの左上に現れる「×」マークをクリックすることで削除できます。

ただし、Mac App Store以外の場所からダウンロードしたアプリには、この「×」マークが表示されません。その場合、アプリケーションの開発元が配布している(あるいはインストーラーと同梱される)「アンインストーラー」を使用するのですが、アンインストーラーが用意されないアプリも数多くあります。

「あれ?Macってアプリのアイコンをゴミ箱に捨てるだけでアンインストールできるんじゃないの?」と思う人も多いことでしょう。実は、アプリ本体をゴミ箱に捨てただけでは、そのアプリが作成したキャッシュやログ、設定ファイルなどさまざまな関連ファイルがストレージに残ってしまい、空き容量を圧迫する原因になってしまいます。

見えない「ライブラリ」フォルダ内に
関連ファイルが残ってしまう

キャッシュはアプリのパフォーマンスを向上させるために有効なものですが、アンインストール後はまったく不要で、ログや設定ファイルも使われません。これらの無駄なファイルを削除することでディスクの空き容量を増やすことができるのです。

このような関連ファイルの多くは「ライブラリ」フォルダに保存されています。「ライブラリ」フォルダには、システムやアプリが使用するさまざまなフォルダやファイルが格納されており、普段ユーザが触ることはありません。動作不良などの理由でアプリを再インストールしても、こうしたファイルが残っていると症状が改善されないことがあるので、気をつけましょう。

なお、「ライブラリ」フォルダは通常、Finderからアクセスできないようになっていますが、「option」キーを押したままFinderの「移動」メニューをクリックし、「ライブラリ」を選択するとアクセスできます。

試しに、Macにインストールされていたサードパーティ製のWebブラウザをゴミ箱に入れて空にしたのち、「ライブラリ」フォルダ内にあるいくつかのフォルダ内を検索したところ、「Application Support」フォルダ内にアプリと同名の159項目の入った18.6MBのフォルダが残っていました。ほかにも「Caches」フォルダに6項目(304MB)、「Preferences」フォルダ内に1項目の関連ファイルが見つかりました。これらはすべて不要なファイルなので、実に320MB以上のストレージが無駄に使われていたことになります。ちなみにアンインストールしたアプリ本体のサイズが204MBだったので、本体よりも多くの不要ファイルが残っていたわけですね。

アプリ本体をゴミ箱に入れてアンインストールしたあとも「ライブラリ」フォルダに残っていた関連項目の一部
アプリ本体をゴミ箱に入れてアンインストールしたあとも「ライブラリ」フォルダに残っていた関連項目の一部

アプリ本体をゴミ箱に入れてアンインストールしたあとも「ライブラリ」フォルダに残っていた関連項目の一部

また、Mac App Storeから入手したアプリであっても、それを手動でゴミ箱に入れて削除した場合は「コンテナフォルダ」と呼ばれるものがそのまま残ります。また、「Launchpad」上からアイコンの「×」をクリックしてアンインストールした場合でも、アプリによってはコンテナフォルダが残ってしまうことがあります。

ライトクリーナーの新機能で
関連ファイルもすべて一括削除

そこで、アンインストール時に活用したいのが「ライトクリーナー」に新たに搭載された機能「アプリマネージャー」です。使い方は次のとおりです。

STEP1. メニューバーのアイコンをクリックし、右下の「ディープクリーン」ボタンをクリックします。

メニューバーのアイコンをクリックし、右下の「ディープクリーン」ボタンをクリックします

STEP2. メインウインドウを開いたら、「便利ツール」にある「アプリマネージャー」を開きます。

メインウインドウを開いたら、「便利ツール」にある「アプリマネージャー」を開きます。

STEP3. 次に現れるダイアログウィンドウで「アクセスを許可」をクリックします。

次に現れるダイアログウィンドウで「アクセスを許可」をクリックします。

STEP4.「アプリケーション」フォルダが開くので、右下の「許可」ボタンをクリックすると、インストールされているすべてのアプリの関連ファイルがスキャンされ、その容量が表示されます。

「アプリケーション」フォルダが開くので、右下の「許可」ボタンをクリックすると、インストールされているすべてのアプリの関連ファイルがスキャンされ、その容量が表示されます。

STEP5. アンインストールしたいアプリのチェックボックスをオンにして、下の「ディープアンインスール」ボタンをクリックし、確認ウインドウが開きます。このときにアプリの横の矢印をクリックすると、削除しようとしている関連ファイルを確認できます。

アンインストールしたいアプリのチェックボックスをオンにして、下の「ディープアンインスール」ボタンをクリックし、確認ウインドウが開きます。このときにアプリの横の矢印をクリックすると、削除しようとしている関連ファイルを確認できます。

STEP6.「アンインストール」をクリックすると、アプリ本体と関連ファイルがまとめて削除されます。

「アンインストール」をクリックすると、アプリ本体と関連ファイルがまとめて削除されます。

これでアプリと関連ファイルを一括して削除することができました。

なお、Mac App Storeから入手したアプリの場合、アプリ本体は自動で削除されません。このあと表示される画面上でアプリ名の右にある虫メガネアイコンをクリックし、Finderの「アプリケーション」フォルダ内で同アプリが選択されているのを確認したのち、「ファイル」メニューから「ゴミ箱に入れる」を選択して(または「command」キー+「delete」キーを同時に押して)、管理者パスワードを入力して「OK」ボタンをクリックすると、アプリ本体がゴミ箱に入ります。

Mac App Storeから入手したアプリをアンインスールする場合は、指示に従ってFinder上でアプリ本体を削除する

Mac App Storeから入手したアプリをアンインスールする場合は、指示に従ってFinder上でアプリ本体を削除する

先ほどの「ライブラリ」フォルダ内に関連ファイルが残っていたアプリを再インストールしてしばらく使ったあと、もう一度「ライトクリーナー」を使ってアンインストールしてみたところ、すべての関連ファイルがスッキリ削除されました。

ちなみに、「Launchpad」上からアンインストールしたのにコンテナフォルダが残ってしまったアプリを再びMac App Storeからインストールし直し、あらためて「ライトクリーナー」を使ってアンインストールしたところ、残っていた関連ファイルも削除してくれました。

「Launchpad」上からアンインストールして残ってしまったコンテナフォルダも、ライトクリーナーを使えばすべて削除された

「Launchpad」上からアンインストールして残ってしまったコンテナフォルダも、ライトクリーナーを使えばすべて削除された

なお、「ライトクリーナー」を起動している間は、アンインストールしたいアプリを「アプリケーション」フォルダから手動でゴミ箱に入れるだけで、デスクトップの右上に「アプリクリーンアップ」ダイアログが現れ、クリック1つでそのアプリ本体を関連ファイルと一緒に削除することができます。クリーンアップが完了すると、どれぐらいの空き容量が確保されたかが表示されるので、スペースの節約を実感できるのもうれしいですね。

「ライトクリーナー」を起動中は、不要なアプリをゴミ箱に入れるだけで関連する不要ファイルをスキャンして知らせてくれる。「アプリクリーンナップ」をクリックすると削除される

「ライトクリーナー」を起動中は、不要なアプリをゴミ箱に入れるだけで関連する不要ファイルをスキャンして知らせてくれる。「アプリクリーンナップ」をクリックすると削除される

メモリ解放とストレージの掃除に活躍する
ライトクリーナーでMacをスッキリ

なお、「ライトクリーナー」はメインとなる、メモリの使用状況を監視して空き容量が不足してきた場合に自動的に最適化を行い空きメモリを増やす機能や、ログ、キャッシュ、ダウンロードファイルといった一時ファイル、指定したサイズより容量の大きなファイル、あるいはゴミ箱内のファイルを削除してディスクの空き容量を管理する機能、さらにはストレージ内をスキャンして重複したファイルを抽出、削除して空き容量を確保する機能なども搭載されています。

メモリの最適化は、「最適化」ボタンをクリックするだけで実行できるが、設定の「メモリ」で、「メモリが不足しているときにメモリの自動最適化を行う」にチェックを入れておくと、指定した容量を下回った時に自動的にメモリを解放して空き容量を確保してくれる
指定した容量を下回った時に自動的にメモリを解放して空き容量を確保してくれる

メモリの最適化は、「最適化」ボタンをクリックするだけで実行できるが、設定の「メモリ」で、「メモリが不足しているときにメモリの自動最適化を行う」にチェックを入れておくと、指定した容量を下回った時に自動的にメモリを解放して空き容量を確保してくれる

「ライトクリーナー」は、日本のMac App Storeの有料アプリランキングにおいて、上位をキープするほどの人気を誇り、かつユーザからの評価も高いアプリです。Mac App Storeにはほかにも「無料」を謳うユーティリティも多数ありますが、実際に無料で使える機能は限られているケースがあります。それらのユーティリティを複数そろえてアプリ内課金を細々と支払うよりも、便利かつ信頼性の高い「ライトクリーナー」が賢い選択と言えるのではないでしょうか。

Macをスッキリと快適に使いたいユーザは、試してみる価値アリです。

・2016年5月31日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
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