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2016/04/08
著 : ウイルスバスター チャンネル編集部 矢口和則

4インチの小型iPhoneが再登場!iPhone SEの本当の魅力を教えます

人気のiPhoneシリーズに、新機種が登場しました。その名も「iPhone SE」。とはいえデザインは、2世代前のiPhone 5sとほぼ同じように見えます。ではいったい、どこが新しくなったのでしょう?そしてユーザにとってのメリットは?購入を迷っている人のために、iPhone SEの特徴をポイントごとに紹介していきましょう。

ポイント① 本体デザインとディスプレイ
5sのコンパクトボディをほぼ踏襲

iPhone SEの本体デザインは、iPhone 5sとほぼ同じです。サイズもまったく同じで、重量のみiPhone SEの方が1g重くなっています。相違点は、エッジの処理が鏡面処理ではなく背面と同じくマットな仕上げになっているところ、そしてカラーバリエーションにiPhone 6sシリーズと同様にローズゴールドが加わっているところです。

iPhone SEの正面。印象はiPhone 5シリーズのゴールドと変わらない

iPhone SEの正面。印象はiPhone 5シリーズのゴールドと変わらない

iPhone SEとiPhone 5sの背面の比較。本体サイズはまったく同一。

iPhone SEとiPhone 5sの背面の比較。本体サイズはまったく同一。
iPhone SEには新色のローズゴールドがある。背面ロゴは「iPhone SE」と機種名が入る

iPhone 5シリーズでは鏡面だった本体のエッジの処理が、iPhone SEでは本体と同じ素材となった

iPhone 5シリーズでは鏡面だった本体のエッジの処理が、iPhone SEでは本体と同じ素材となった

ディスプレイも同じ4インチ。解像度も1136×640ピクセルと変わりありません。iPhoneは登場以来、メジャーアップデートのたびにディスプレイサイズを大きくしてきました。最新のiPhone 6sでは4.7インチ、iPhone 6s Plusでは5.5インチという大きさになっています。それに比べると4インチのディスプレイは、かなり小さい印象です。

iPhone 6sとの比較。iPhone SEのほうがひと回り小さい印象。背面を見るとエッジの処理の違いと、上下のDラインのデザインの違いが目立つ。重量は30gほどiPhone SEのほうが軽い

iPhone 6sとの比較。iPhone SEのほうがひと回り小さい印象。背面を見るとエッジの処理の違いと、上下のDラインのデザインの違いが目立つ。重量は30gほどiPhone SEのほうが軽い

ただし4インチは、片手で操作できるギリギリのサイズです。従来モデルでは小型であったiPhone 6sでも、女性が片手で操作するのは難しいサイズでした。大きすぎるスマホを敬遠していたユーザには、待望の新機種といえそうです。

本体サイズがコンパクトなため、片手での操作も十分行え

本体サイズがコンパクトなため、片手での操作も十分行える

ポイント② プロセッサの性能
最新機種と同じ高いパフォーマンス

iPhone SEのプロセッサは、最新のiPhone 6シリーズと同じA9プロセッサとなっています。iPhone 5sは2世代前のA7プロセッサだったため、大幅な動作性能の向上が期待できます。アップルはパフォーマンスに関して、処理能力は2倍、グラフィック性能は3倍になっているとアナウンスしています。この点がiPhone SEの最も大きなウリと言えます。

ストレージ容量に関しては、16GBと64GBの2種類が用意されています。iPhone 5sは16GB、32GB、64GBの3種類。iPhone 6シリーズは16GB、64GB、128GBの3種類が、それぞれ用意されていました。

なお、iPhone 6sシリーズから採用された3D Touch機能ですが、iPhone SEはサポートしていません。

ポイント③ カメラ性能
4K動画にも対応する高機能カメラ

iPhone 5sに比べると、カメラ機能も大幅に強化されています。iPhone SEのiSightカメラ(背面カメラ)は、最新のiPhone 6シリーズと同じ1200万画素。iPhone 5sは800万画素でした。またiPhone SEは、撮影前後の動画を同時に記録するLive Photoもサポートしています。

iSightカメラのスペックは、iPhone5sと比べて大幅に向上(*1)しているが、
iPhone 6シリーズとは異なりレンズ周辺は突出していない

iSightカメラのスペックは、iPhone5sと比べて大幅に向上(*1)しているが、
iPhone 6シリーズとは異なりレンズ周辺は突出していない

ビデオ撮影に関しては、iPhone 6sシリーズと同様に4K動画の撮影や編集も可能となっています。また240fpsでスローモーション撮影ができる点も、iPhone 6以降と同じです。iPhone 5sの120fpsに比べると、より早い動きの被写体でも、滑らかな映像で撮影できます。

一方、FaceTimeカメラ(前面カメラ)のスペックは120万画素と、iPhone 5sと同じものとなっています。最新のiPhone 6sシリーズが500万画素であるのに比べると、少々見劣りします。自撮りを多用するユーザであれば、iPhone 6sのほうが選択肢になるでしょう。ただし、セルフィー撮影時にディスプレイが発光してフラッシュ代わりになる「Retina Flash」は、iPhone SEも備えています。

ポイント④ バッテリーと通信速度
性能アップで長持ちを実現

本体サイズの小さいiPhone SEですが、バッテリー性能はかなり高くなっています。ビデオ再生時のバッテリーの持ちを比較してみると、iPhone 5sが10時間、iPhone 6sが11時間であるのに対して、iPhone SEは13時間となっています。iPhone 6sよりも長いというのは頼もしいですね。ディスプレイが小さいため、消費電力が少なくなっているのでしょう。

LTEやWi-Fiも、iPhone 5sよりスピードアップしています。LTEの速度は最大75Mbpsから150Mbpsに、Wi-Fiの速度は最大150Mbpsから433Mbpsとなっています。

ただし最新のiPhone 6sシリーズでは、それぞれ300Mbps/867Mbpsとなっていますので、それには及びません。またiPhone SEは、複数の電波を利用するキャリアアグリケーションに対応していないため、キャリアや場所によっては最新機種に劣る可能性があります。

ポイント⑤ iOS 9.3
OSも大幅にアップデート

アップルはiPhone SEと同時に、新しいOSである「iOS 9.3」も発表しました。もちろんiPhone SEには標準搭載されています。数多くの変更点を含むアップデートですが、ここでは特徴的な新機能を紹介しましょう。

まずは「Night Shift」。これは、iPhone内の時計と位置情報から現在地の日の入り時刻を推定し、自動的にディスプレイのカラーを暖色系に調整する機能です。睡眠に悪影響を与えるとされているブルーライトを軽減してくれるので、スマホを操作したあとでも心地よく眠れることが期待できます。

Night Shiftは「設定」の「画面表示と明るさ」の「Night Shift」で有効にできる

Night Shiftは「設定」の「画面表示と明るさ」の「Night Shift」で有効にできる

標準アプリの「メモ」にはセキュリティ機能が追加されました。個人情報など、重要な情報をメモする場面があると思います。そんなときにメモを作成したときに書類にロックをかけておけば、パスワードかTouch IDで認証しなければ開けなくなるので安全です。また、これまでは最終更新日順のみだったメモの表示方法も、作成日順やタイトル順に並べ替えることができるようになりました。

「メモ」で作成した書類をパスワードでロックできるようになった。Touch IDにも対応している

「メモ」で作成した書類をパスワードでロックできるようになった。Touch IDにも対応している

ほかにも「写真」ではLive Photoから静止画を複製できるようになったり、「ヘルスケア」では対応するアプリを容易に探せるようになったりと、さまざまな機能強化が施されています。

iPhone SEはこのように、外観はコンパクトなiPhone 5s、内部は高いパフォーマンスを誇るiPhone 6sシリーズといった機種に仕上がっています。実際に操作をしてみると、iPhone 5sよりもキビキビと動作する感覚がわかると思います。スマホを片手で操作したい人、ポケットに収まる小さめのサイズが好きな人にはおすすめの機種と言えます。

そして価格も、16GBモデルで5万2800円、64GBモデルで6万4800円と、従来機種に比べるとお手頃です(いずれもSIMフリーモデルの価格)。

現在iPhone 5sを使っている人、あるいはAndroidを使っているけどiPhoneに興味がある人にとっては、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。旧機種から乗り換える人も、初めてiPhoneを使う人も、新しいスマホを手に入れたらセキュリティ対策もお忘れなく。

1 iPhone 5sのiSightカメラ(背面)は800万画素だったのに対してiPhone SEのiSightカメラ(背面)は1200万画素に向上

*1 iPhone 5sのiSightカメラ(背面)は800万画素だったのに対してiPhone SEのiSightカメラ(背面)は1200万画素に向上

・「Apple」、「Apple」ロゴ、「iPad」、「iPhone」、「iTunes」は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
・本サイトの中で紹介する製品名などは、各メーカーの商標、あるいは登録商標です。
・2016年4月8日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。