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2016/03/15
著 : All About「ウイルス対策・セキュリティソフト」ガイド 齋藤 実

PC買った!まずやっておきたい3つの「儀式」

さあ、新生活のスタート! 新しいPCも買ったぞ! さっそくセットアップしなくっちゃ。まずはデータの引っ越しから。 写真に音楽、ムービー、ブラウザとかデータのコピーもしないとな……
って、ちょっと待った!
さっそくいろいろ始めたい気持ちはわかりますが、新しいPCには、購入後にまずやらければいけないことがあるのです。「開封の儀」だけでなく、最初にやっておくべきことを整理してみましょう。

①「リカバリメディア」を作成しよう

「リカバリメディア」とは、Windowsにトラブルが起きたときに救世主となる、Windows回復ツールです。このリカバリメディアを作成しておくと、もしもWindowsが起動しないような致命的な状況になっても、バックアップ機能を使ってデータを救出したり、初期化機能でWindowsを修復することができるのです。

PCによっては、リカバリメディア作成のために数十GBといった大容量メディアが必要になることもあります。リカバリメディア作成時に必要な容量が表示されるので、容量の大きなSDカードやDVD±R、USBメモリなどを用意しておきましょう。必要な容量はPCによって変わります。

リカバリメディア作成に必要な容量がしっかり入る記録媒体を用意しましょう

リカバリメディア作成に必要な容量がしっかり入る記録媒体を用意しましょう

作成したリカバリメディアは、取扱説明書やMicrosoft Officeのライセンスキーなどと一緒に保管するのがおすすめです(リカバリメディアで初期化するときに取扱説明書やライセンスキーが必要となります)。家族で複数のPCを使っている場合は、バラバラに保管しているとどのPCのものかわからなくなることもありますから注意しましょう。

②アップデートが必要なものは、すべて実行

「アップデート」とは、Windowsやソフトウェアを欠陥のない最新の状態にメンテナンスすることをいいます。これは、常に最新の機能を使えるようにするだけでなく、ウイルスなどの侵入経路を塞ぎ、安全な環境をつくることにもつながります。とくに、箱から出してすぐのPCは「製造時の初期状態」ですから、アップデートを行ってまず最新の状態にすることがとても大切です。

アップデートが必要になるのは、まずWindowsです。「Windows Update」から、更新プログラムをダウンロードしてインストールしていきましょう。ほとんどの更新プログラムはまとめてインストールできますが、個別でしかインストールできない更新プログラムもあります。また、Aを更新すると、Bの更新プログラムが現れるということもあります。ここはある意味、根気が必要かもしれません。更新プログラムがなくなるまで繰り返し、実行しましょう。

上のような状態になれば、まずは一安心。

上のような状態になれば、まずは一安心。

Windowsのアップデートが完了したら、次はメーカー独自のアップデートを実行しましょう。たとえば、PCのVAIOシリーズであれば「VAIO Update」というメーカー独自のアップデートプログラムがあります。まだいいや、と放置しておくとPCトラブルの原因になることもありますので、こちらも更新プログラムがなくなるまで実行しましょう。

プリインストールされた(あらかじめインストールされた)ソフトウェアも、古いバージョンのままということがあります。これらもひと通り、ソフトウェア毎にアップデートが必要です。このようなアプリの欠陥を狙うウイルスもありますので、しっかりやっておきましょう。(Windowsのアップデートや、メーカー独自のアップデートでは、これらのソフトウェアはアップデートされませんので注意してください)

③セキュリティ機能の確認

Windowsには標準でセキュリティ機能が装備されています。いざというときのためにこれらの機能も知っておきましょう。代表的な機能として「データ実行防止」と「セキュアブート」があります。

「データ実行防止」は、プログラムが不正に読み込まれることをブロックする機能です。PCを攻撃する手口のひとつに「オーバーフロー攻撃」というものがありますが、ウェブサイトを閲覧中、この攻撃により何もしていないのにウイルスに感染することもあります。データ実行防止は、このオーバーフロー攻撃をブロックするとても有効な機能です。Windows7以降のバージョンであれば、購入時の設定のままで安全に使えるようになっています。もし変更することがあれば、いつでも設定を戻せるように設定内容を控えておきましょう。

また、Windows8以降のほとんどのPCには「セキュアブート」が搭載されています。セキュアブートは、ウイルスなどによってWindowsやプログラムが改ざんされていないかをチェックします。PC起動時のチェックで、ウイルスなどの不正なプログラムが起動しようとしてもこれを阻止します。このセキュアブートの設定が無効になっていると「セキュアブートが正しく構成されていません」というメッセージが表示されます。もしそのようなメッセージが出た時は、お使いのPCのメーカーに再設定の方法を確認しましょう。

そして、新しいPCの多くは「セキュリティ対策ソフト」がプリインストールされています。しかし、それだけで安心してはいけません。セキュリティ対策ソフトは、初期設定を行うまでは、インストールされているだけで機能が無効になっているものがあります。また、30日間などの期間を超えた場合に無効となるものもあります。まずは機能を有効にしておくことをおすすめします。

いかがでしょう。大変そうですね! 大変だと思います。でも、ここまでが本当の意味での、新しいPCのスタートアップなのです。最初はやはり時間がかかってしまいますが、後々のトラブル防止にもつながりますから、しっかりやっておきましょう!

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