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2016/02/18
著 : フリーライターmi2_303 / ウイルスバスター チャンネル編集部

設定方法から一歩先行くテクニックまで! Windows 10のOneDrive使いこなし術

複数のデバイスでデータを共有できる
標準のクラウドストレージ

最近ではスマホやタブレットなど、ネットにつながるデバイスを複数使うユーザが増えてきました。こうした背景から、Windows 10では様々なデバイスを便利に利用できるように、マイクロソフトのクラウドサービス「OneDrive」が標準機能として搭載されています。

OneDriveは、ネット上のサーバに、「Microsoft アカウント」でひも付けされたスマホやタブレット、PCなど様々なデバイスをつなげてデータの保存や読み出しができるというサービスです。

OneDriveを利用することで、自宅や職場のPCで作成したデータを外出先でスマホやタブレットで閲覧/編集したりと、場所や時間を気にすることがなく作業を継続できます。

今回は、まだOneDriveを使いこなしていないユーザ向けに、OneDriveの利用を開始する方法と、便利に使うテクニックを紹介していきたいと思います。これを読めば、あなたも、OneDriveマスターになれますよ。

OneDriveの始め方
Microsoft アカウントでサインイン

さて、冒頭でOneDriveはMicrosoft アカウントでひも付けされていると説明しました。Windows 10にサインインするには、この「Microsoft アカウント」と「ローカルアカウント」の2種類があります。

Microsoft アカウントは、サインインすることでWindows 10のストアアプリやOneDriveの利用、複数のパソコンでの設定同期が可能になるものです。一方のローカルアカウントはそのPC固有のアカウントで、ネットやメールは使えますが、これらのサービスは利用できません。

Windows 10にサインインする際にメールアドレスではなく、例えば「お父さん」「お母さん」といったユーザ名でサインインしている場合、それはローカルアカウントです。

サインインしているアカウントの確認方法は「設定」([Windows]+[i])の「アカウント」で確認できます。アカウント名の下にメールアドレスが表示されていれば、Microsoft アカウントでサインインしています。「ローカルアカウント」と表示されている場合はOneDriveが利用できないので、お持ちのMicrosoftアカウントでサインイン、もしくは新たにMicrosoft アカウントを取得しましょう。

アカウント画面でローカルアカウントであることが確認できた

アカウント画面でローカルアカウントであることが確認できた

ローカルアカウントから
Microsoft アカウントに切り替える方法

アカウントの切り替えと聞くと、何やら難しそうな印象を受けますが、始めての方にもわかるように順を追って説明していきます。

アカウント画面の「Microsoft アカウントでのサインインに切り替える」をクリックすると、「自分用にセットアップ」という画面が表示されます。ここでMicrosoft アカウントを入力します。

Microsoftアカウントを持っている場合は、この画面でサインインすればいい

Microsoftアカウントを持っている場合は、この画面でサインインすればいい

Microsoft アカウントを持っていない場合は、入力欄の下にある「アカウントをお持ちではありませんか?」の次の「作成しましょう」をクリックします。

「アカウントを作成しましょう」という画面には「名字」「名前」の入力欄に続いて「メールアドレス」の入力欄があります。ここにはすでに利用しているメールアドレス(Outlook.comやYahoo!メールなど)での登録ができるほか、「新たにメールアドレスを取得」をクリックするとマイクロソフトが提供する「@outlook.jp」のアドレスを取得することもできます。

以降の設定は以下のとおりです。

メールアドレスの設定ができたら、「パスワード」を設定して「次へ」をクリックする

メールアドレスの設定ができたら、「パスワード」を設定して「次へ」をクリックする

「Microsoft アカウントを使ってこのデバイスにサインインしてください」の画面は、何も入力せずに「次へ」をクリックする

「Microsoft アカウントを使ってこのデバイスにサインインしてください」の画面は、何も入力せずに「次へ」をクリックする

「PINのセットアップ」画面では、Windows 10のサインインする際に利用する4ケタの数字をPINコードとして設定します

「PINのセットアップ」画面では、Windows 10のサインインする際に利用する4ケタの数字をPINコードとして設定します

これでMicrosoft アカウントの設定およびサインインの準備が完了しました。

なお、Microsoftのメールアドレス以外でアカウントを作成した場合はアカウント画面の「本人確認」のボタンをクリックして、登録メールアドレスに送られてきたコードを入力して本人確認を完了させます。

無料で使えるクラウドサービス
OneDriveの初期容量は5GB

Microsoft アカウントが取得できたら、早速OneDriveをチェックしてみましょう。

Webブラウザで「https://onedrive.live.com/」を開き、「サインイン」ボタンから先ほどのMicrosoft アカウントでサインインします。
OneDriveのファイル画面が表示されるので、画面右上の「OneDrive 設定」(歯車アイコン)をクリックして「オプション」を選びます。

OneDriveでは、無償で容量5GB(*1)のクラウドストレージが利用可能です。ストレージの容量は、月額170円で50GBに増量することも可能です。また、月額1,274円(年額12,744円)で利用できるサブスクリプションサービス「Office 365 Solo」のユーザは、容量1TBのOneDriveがセットになっています。他のクラウドサービスと同じような価格帯でありながら、WordやExcelなどのOfficeアプリが利用できるのでおトクです。

すでに「Office 365 Solo」がインストールされたPCであれば、登録したMicrosoft アカウントで容量1TBのOneDriveを1年間、利用可能となります。(*2)

OneDriveを設定しよう!
同期設定で便利に使う

OneDriveの容量がわかったところで、Windows 10とOneDriveを設定しましょう。OneDriveは、PCのフォルダーとクラウド上のデータを「同期」させることで、最新のデータをすべてのデバイスでも使えるようにしています。

タスクバーもしくはタスクバー上の「^(隠れているインジケーターを表示します)」をクリックして雲形のOneDriveアイコンをクリックするとOneDriveの設定画面が表示されます。

「OneDriveへようこそ」の画面では「サインイン」をクリックして、Microsoft アカウントでサインインします。

Microsoft アカウントでサインインします

Microsoft アカウントでサインインします

サインインが完了すると「OneDrive フォルダーです」と表示されます。ここではOneDriveで同期するためのフォルダーが変更できます。通常はユーザーフォルダーの中にOneDriveフォルダーが作成されますが、容量の大きいドライブがありそちらに設定したい場合などは「場所の変更」で指定します。

OneDriveで同期するためのフォルダーの設定変更ができます

OneDriveで同期するためのフォルダーの設定変更ができます

「次へ」をクリックすると「OneDrive からファイルを同期」の画面となり、OneDriveで同期するフォルダーを設定します。

通常はこのままの設定で構いませんが、タブレットPCで内蔵ドライブの空き容量が少ない機種などは、ストレージを確保するために同期したいフォルダーを選択することもできます。その場合、同期していないフォルダーにはWebブラウザ経由でアクセスすることになります。

フォルダーの設定が完了し「次へ」をクリックすればOneDriveの設定は完了です。

OneDriveで同期するフォルダーを個別に設定できます

OneDriveで同期するフォルダーを個別に設定できます

エクスプローラーの左ペインに「OneDrive」アイコンが表示されますので、それをクリックするとOneDrive内のフォルダーが表示されます。ここで新規フォルダーを作成すれば、クラウド経由で同期され、他のデバイスからも新しく作成したフォルダーを見ることができます。

OneDriveに新しいフォルダーを作成すると自動で同期され他のデバイスからも見られるようになります

OneDriveに新しいフォルダーを作成すると自動で同期され他のデバイスからも見られるようになります

クラウドをフル活用する
OneDrive使いこなし術

テクニック1
スマホやタブレットとPCのデータを共有する

OneDriveを利用すれば、自宅でデスクトップPC、勤務先ではノートPC、外出先ではスマホやタブレットと、バラバラのデバイスを使用している場合でも常に同じデータを共有する環境を手軽に構築できます。

スマホやタブレットでOneDriveを利用するには、アップルの「App Store」やグーグルの「Google Play」で同名の専用アプリをダウンロードしてサインインすればOKです。

OneDrive
開発元:Microsoft Corporation
価格:無料

Google Play
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.skydrive&hl=ja

App Store

App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/onedrive-fairuto-xie-zhen/id477537958?mt=8

OneDriveにはOfficeのファイル以外にも、様々なデータを保存しておくことができます。たとえばデジカメで撮影した画像や、設定項目が多いパソコンやデジカメの取扱説明書の「PDFファイル」、音楽データファイルや、ボイスレコーダーで録音した会議の音声などです。これらのファイルはスマホやタブレットでも開くことが可能です。

スマホでも文書ファイルを開くことができます

スマホでも文書ファイルを開くことができます

外出用のノートPCがなくても、通信さえできればいつでもどこでも作業の続きが始められるほか、外出先でデジカメの設定がわからなくても「OneDriveに保存しておいたデジカメの取扱説明書をスマホで開いて確認して、画像撮影が上手くいった!」なんてこともあります。

テクニック2
ファイルを公開する/他人と共有する

OneDriveに保存したファイルは、家族や友人と共有することも可能です。共有したいファイルやフォルダーを右クリックして「OneDrive リンクの共有」を選択すると、共有リンクがクリップボードにコピーされるので、リンクをメールやメッセージなどに貼り付けて送ればOK。受け取った相手はデータをダウンロードできるようになります。

画像などのファイルを共有することもできます

画像などのファイルを共有することもできます

テクニック3
スマホの画像や動画のバックアップに利用して
ストレージの空きを確保する

スマホ向けのOneDriveには画像をOneDriveにバックアップする機能が標準搭載されています。この機能をオンにしておくことで、スマホで撮影した画像や動画をOneDriveに同期できます。そうすれば、OneDriveに保存された画像をパソコンで開き、大画面で閲覧や編集ができるようになります。

スマホの画像や動画をOneDriveにアップロードできます

スマホの画像や動画をOneDriveにアップロードできます

Windows 10の「フォト」アプリではOneDriveのファイル閲覧ができるほか、画像の編集もできます

Windows 10の「フォト」アプリではOneDriveのファイル閲覧ができるほか、画像の編集もできます

OneDriveに画像を保存しておけば、スマホ内の画像は削除できるので、スマホの内部ストレージの空き容量を確保することができます。必要な場合は、アプリでOneDriveにアクセスすればいいわけです。また、万が一スマホが故障しても、画像をOneDriveに保存しておけば安心ですね。

テクニック4
いざという時に役立つクラウド
OneDriveをバックアップサーバに

OneDriveに保存したデータは、PC上で削除をしない限り常にクラウド上に残っています。万が一パソコンのトラブルで初期化する必要があった場合、もしくは新しいパソコンに買い換えた場合、再度OneDriveへMicrosoft アカウントでサインインすれば、クラウド上のデータを同期することができます。消えては困る大切なデータをOneDriveに置いておくことで安心してPCを使うことができるというわけです。

Officeのファイルやブログのバックアップなどであれば無料で5GBでも十分ですが、画像や動画、音楽データもとなると50GB以上は欲しいところです。使い方に合わせて有料プランを活用することもできます。

また、Office 365ユーザであれば1TBの大容量のクラウドストレージが確保できます。いざというときのためのバックアップサーバとしても十分利用できます。

OneDriveの中身を脅威から守ろう
セキュリティ対策もしっかり

OneDriveでは、保存しておいた大切なデータを他人が操作することのないように、サインインした後にさらにスマホで承認しないとアクセスできない「二段階認証」の設定も可能です。

しかし、外部からの侵入を防いだとしても、PC自体がランサムウェア等のウイルスに感染してしまうと、大切なOneDrive上のファイルまで破壊されてしまう可能性があります。

そこで、PCとOneDriveをウイルスの脅威から守る「ウイルスバスター クラウド 10」をオススメします。OneDriveのデータを守るためにも、まずはアクセスするPCやスマホのセキュリティ対策をしっかりとしておきたいところです。また、「ウイルスバスター クラウド 10」にはOneDrive上に保存されているファイルをスキャンして、安全な状態かどうかを確認できる機能「クラウドストレージスキャン」が備わっています。
スキャンはクラウド上で実行されるため、パソコンの負荷を最小限にします。

OneDriveを使いこなすにも、セキュリティ対策はしっかりと取っておきましょう。
 

*1 以前は無償で15GBが利用可能でしたが、2016年の早期に容量5GBに削減されていくことが発表されています。
*2 価格は2016年2月時点のものです。【参照】https://products.office.com/ja-jp/office-365-solo

・2016年2月19日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
・TREND MICROはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。本ウェブサイト上で使用される各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。